9月5日～10月17日、43日間の会期で「2022年 第4回伊丹市議会定例会」が行われ、2021年度決算および2022年度9月補正予算等の審議が行われました。
2022年度9月補正予算の概要
◆ 一般会計…………………………… 43.4億円
◆ 特別会計…………………………… 3.5億円
◆ 公営企業…………………………… 106万円
●一般会計補正予算の主な事業内容
・コロナ禍における物価高騰支援………（15億1千万円）
・さらなる安全・安心なまちづくり………（ 4億4千万円）
・学校園等の設備更新…………………（ 1億7千万円）
・地球温暖化対策の推進 ………………（ 2億3千万円） など
今回の9月補正予算の特徴としては、「コロナ禍における物価高騰支援」として、政府による緊急支援給付金事業が議会途中に追加で提出されました。これは電力・ガス・食料品等の価格高騰による負担増を踏まえ、住民税非課税世帯と家計急変世帯にのみ5万円を支給する制度です。対象となる世帯は家計の影響が大きいのは理解しますが、一方で「なぜ全世帯が対象ではないのか？」とのお声も多数あります。収入差による分断を生むのではなく、根本的な税制の見直しにより、世帯の形態や実質的な負担に配慮した支援を行うべきです。（代表質問など、中面につづく）
